レアル・マドリーのマルコ・アセンシオ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、スペイン代表MFマルコ・アセンシオに対して届いていた最大1億8000万ユーロ(約224億円)のオファーを断ったという。同選手の代理人が米『ESPN』に語った。
2016年からマドリーの主力として活躍し、さらなる飛躍を期待されていたアセンシオだが、今季はチームともども苦戦。他クラブへの移籍の噂も浮上し、リバプールやユベントスなどからの関心も報じられていた。
代理人のオラシオ・ガジョーリ氏が語ったところによれば、実際に複数のオファーが届いていたとのこと。だが本人にもクラブにもオファーに応じる意思はなかったようだ。
「過去1年間に、最高で1億5000万ユーロ(約187億円)や1億8000万ユーロにもなるオファーが届いていた。だがマドリーにはそれに耳を貸すつもりはなかった」とガジョーリ氏は語る。
「彼のような選手に他のビッグクラブが関心を示すのは普通のことだ。だが彼はいつもマドリーでとても満足していると言っており、マドリーで成功することにしか関心がない」とアセンシオの残留を主張している。
もし1億8000万ユーロでの移籍金が実現したとすれば、パリ・サンジェルマン(PSG)のFWキリアン・ムバッペに並び、同じPSGのFWネイマールに次いでサッカー界の歴代2位タイとなる金額だった。だがそれほどの高額オファーにもマドリーは応じなかったようだ。
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