ユベントスのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、今季の欧州4大リーグでの直接フリーキック成功率が現時点で“ワースト2位”だという。イタリア『スカイ・スポーツ』などが『SofaScore.com』の集計データを元に伝えている。
ユーベは現地時間20日のフィオレンティーナ戦に勝利したことで、今季のセリエA優勝を決定。C・ロナウドもチーム最多の19ゴールを挙げて優勝に大きく貢献し、史上初めてイングランド、スペイン、イタリアの3ヶ国で優勝を成し遂げた選手となった。
しかし、イタリア移籍以来直接FKからのゴールは決まっていない。レアル・マドリー時代にはFKの名手としても知られ、キャリア通算50本以上を決めているC・ロナウドだが、ユーベではまだ無得点。ロシアワールドカップで決めた得点が現時点で最後のFKゴールとなっている。
C・ロナウドがこれまでにユーベでFKから直接放ったシュートは16本。何本蹴っても0ゴールであれば成功率は「0%」だが、蹴った本数が多い選手ほど成功率が低いとみなせば、今季のC・ロナウドはスペイン、イングランド、イタリア、ドイツの4ヶ国のリーグの中でFK成功率が2番目に低い選手となる。
最も多くのFKシュートを放って無得点なのはフロジノーネのFWカミッロ・チャーノ(18本)。C・ロナウドが16本で2番目に多く、バイエルン・ミュンヘンのDFダビド・アラバが14本無得点で続いている。FKの名手として知られるミランのMFハカン・チャルハノール(10本)やトッテナムのMFクリスティアン・エリクセン(9本)、マドリーのFWガレス・ベイル(9本)なども今季まだFKからの得点がない。
逆に4つのリーグで最多のFKゴールを決めているのはバルセロナのFWリオネル・メッシで6本。アトレティコ・マドリーのFWアントワーヌ・グリーズマンやナポリのFWアルカディウシュ・ミリクなどが3本で2位タイに続いている。
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