マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティは17歳の若者に興味を持っているようだ。20日付けの英紙『サン』が報じている。
同紙によると、シティはアルゼンチン1部のベレス・サルスフィエルドに所属するチアゴ・アルマダに強い関心を持っていると伝えている。既に移籍金として2000万ポンド(約28億8000万円)の支払い準備をしている模様だ。
2001年4月26日生まれのアルマダは17歳ながら既にベレスでリーグ戦16試合に出場し3ゴール2アシストの数字を残している。攻撃的なポジションでプレーするアルマダはスピードと高いテクニックを兼ね備えており、アルゼンチン国内では“新しいメッシ”としてバルセロナに所属するリオネル・メッシと早くも比較されている。
そんな才能ある若手確保を狙っているシティだが、問題もあるようだ。クラブは未成年選手の獲得に関する規定に違反した可能性もある事から国際サッカー連盟(FIFA)によって今夏の補強禁止の処分を受ける可能性がある。しかしシティはパートナーシップを結ぶスペイン1部ジローナがアルマダを獲得し、その後シティに移籍させるというプランBを持っているようだ。
ジョゼップ・グアルディオラ監督も獲得を熱望していると報じられているアルマダは今夏から欧州に活躍の舞台を移す事になるのだろうか。
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