サガン鳥栖のフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第8節の試合が20日に行われ、松本山雅FCがサガン鳥栖に1-0で勝利を収めた。今季わずか1得点にとどまっている鳥栖は、今節もゴールを挙げることができなかった。
鳥栖は前節交代出場だったFWフェルナンド・トーレスが4試合ぶりに先発に復帰。今季新加入のMFイサック・クエンカと初めて同時先発し、両者ともに90分間フル出場したが、無得点での敗戦に終わった。
これで鳥栖はリーグ戦3試合連続、ルヴァン杯も含めると4試合連続の無得点黒星。スコアレスドローだった第5節の横浜F・マリノス戦も含め、5試合にわたってゴールネットを揺らせずにいる。
今季のリーグ戦での得点は、第4節のジュビロ磐田戦で終了間際の劇的決勝点となったクエンカの1点のみ。開幕から8試合で1得点という数字は、前節に続いてJ1におけるワーストタイ記録となる。
過去には2014シーズンの徳島ヴォルティスも8試合で1得点のみだった。徳島は第9節の試合でシーズン2点目を挙げたため、鳥栖は28日に行われる次節の湘南ベルマーレ戦も無得点なら新たな不名誉記録となってしまう。
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