浦和レッズがヴィッセル神戸に勝利【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第8節の試合が20日に各地で開催されている。13時キックオフの試合では北海道コンサドーレ札幌と横浜F・マリノス、浦和レッズとヴィッセル神戸がそれぞれ対戦した。
札幌は序盤から攻勢に立ち、早い時間帯から立て続けにゴールを重ねる。まずは前半4分、アンデルソン・ロペスからの絶妙なスルーパスを受けたチャナティップがゴール前に抜け出し、冷静にGKをかわしてゴール右へ流し込んだ。
その5分後にはペナルティーエリア手前正面からのFKを福森晃斗が見事な左足シュートで直接決めて追加点。29分にもルーカス・フェルナンデスの右サイドからのクロスにA・ロペスが中央で合わせ、得点ランク首位に並ぶ6点目となるヘディング弾を叩き込んだ。後半に追加点は生まれなかったが、そのまま札幌が3-0で快勝を収めた。
神戸は今週フアン・マヌエル・リージョ監督との契約を解除し、吉田孝行監督が復帰して最初の試合。前節も欠場していたダビド・ビジャに加え、今季これまで全試合フル出場だったアンドレス・イニエスタもベンチ外となった。
前半10分には浦和に先制ゴールが生まれる。大崎玲央のスリップでこぼれたボールを興梠慎三が拾い、そのままエリア内に侵入して切り返したところでダンクレーに倒されてPKを獲得。興梠自らが落ち着いてGKの逆を突くシュートを決めた。
両チームともにチャンスはあったがそれ以上のゴールはなく、浦和は2連勝。ホームでのリーグ戦では今季初白星となった。神戸は新体制初戦を飾れず3連敗を喫している。
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