バーンリー【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのバーンリーは、今年1月の飛行機事故で死去したFWエミリアーノ・サラを侮辱するようなツイートを投稿したサポーターに対してスタジアムへの入場禁止処分を下した。
バーンリーは15日に公式サイトに声明を掲載。「土曜日に行われたプレミアリーグのカーディフ・シティ戦後に投稿された一連の侮辱的なSNS投稿に関し、サポーター1名に対応を取った。(本拠地)ターフ・ムーアへの入場を即座に禁止する」と述べている。
クラブは問題となったツイートの詳細については言及していない。だが地元紙『ランカシャー・テレグラフ』などによれば、処分を受けたサポーターは、バーンリーがカーディフに2-0の勝利を収めた試合後にサラの死去に関して侮辱的なツイートを投稿していたとのことだ。
フランスのナントでプレーしていたサラは今年1月にカーディフへの移籍が決定。だが英国へ向かう小型機が英仏海峡上で消息を絶ち、その後海底から引き上げられた機体の中で遺体が発見された。
クラブは問題のサポーターから、販売価格300ポンド(約4万5000円)以上だったシーズンチケットを剥奪した。だが11歳の息子もシーズンチケットを所持しており、一人での観戦は困難となるため、母親に無料チケットを発効する措置を取ったという。
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