エミリアーノ・サラ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのカーディフは飛行機墜落により死去したFWエミリアーノ・サラの移籍金をフランスのナントに支払うことを拒否する意向であるという書面を国際サッカー連盟(FIFA)に提出したようだ。英メディア『サン』などが現地時間の15日に報じた。
サラは1月の移籍市場でナントからカーディフへ完全移籍することが決定していた。だが同選手を乗せた小型機が消息を絶ち、その後英仏海峡海底から引き上げられた機体の中にあった遺体が、サラであることが確認された。
同メディアによると、カーディフの弁護士がサラの移籍金である1500万ポンド(約21億円)とカーディフがプレミア残留を果たした場合のボーナス500万ポンド(約7億3000万円)の支払いを行わないことを明らかにしたという。また、カーディフはサラを同クラブの選手として正式に登録を行っていないと主張しているという。
さらに、カーディフはナントがこの件に関しての対面での話し合いを拒否し続けているにも関わらず、移籍金の支払いについて訴えていることをFIFAに主張したようだ。
サラの移籍金問題に関して、決着はつくのだろうか。
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