ユベントスのモイーズ・キーン【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第32節の試合が現地時間13日に行われ、SPALがユベントスに2-1の勝利を収めた。敗れたユーベは優勝決定のチャンスを逃したが、19歳のFWモイーズ・キーンは新たな記録を達成している。
引き分け以上で今季の優勝が決まるユーベは、チャンピオンズリーグに備えてFWクリスティアーノ・ロナウドらを温存。30分にはキーンのゴールで先制したが、後半に2点を奪われての敗戦で優勝決定は先送りとなった。
だがキーンは好調を維持しており、これでリーグ戦4試合連続のゴール。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによれば、勝利に勝ち点3が与えられるようになった時代(1994年以降)ではセリエA最年少で4試合連続ゴールを記録した選手となる。
また、キーンはこれで今季セリエAで8試合に出場して6ゴールを記録。クラブのレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエロ氏の同年齢時のユーベ1年目の成績(11試合5得点)を上回るとともに、ユーベ史上3番目の若さで年間6得点を挙げたことになった。
過去にキーンより若い年齢で6得点を挙げたのは1930年代のフェリーチェ・ボレル氏と1950年代のブルーノ・ニコレ氏のみ。最近60年間ではクラブ最年少記録ということになる。
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