鹿島アントラーズ、前半30分で3失点【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第7節の試合が14日に行われ、FC東京と鹿島アントラーズが対戦している。前半はFC東京が3-0のリードで折り返した。
今季無敗で好調な戦いを見せてきたFC東京はこの試合でも序盤から存分に持ち味を発揮。開始5分でFW永井謙佑が先制点を奪うと、16分と29分にもカウンターからFWディエゴ・オリヴェイラが決め、30分を迎える前に早くも3点のリードを奪った。
Jリーグ最多のタイトルを獲得してきた“常勝軍団”鹿島にとっては屈辱的な展開。リーグ公式記録によれば、前半30分までに「0-3」のリードを奪われたのはJリーグ創設以来の26年間で初めてのことだ。
前半のうちに3失点を喫したのは2013年のヴァンフォーレ甲府戦以来だが、30分時点では1失点だった。30分までに3失点を喫した例としては2012年の浦和レッズ戦以来だが、その試合では先制点を奪っておりスコアは「1-3」だった。
前半30分までに一方的に3点を奪われた試合はこれまで例がなかった。最も近い例としては、1996年の名古屋グランパスエイト戦で、ストイコビッチの2得点などで31分に0-3とされた試合があった。
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