ユベントスのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
ユベントスに所属するFWクリスティアーノ・ロナウドは、自身初となるイタリア・セリエAでのリーグ優勝(スクデット)を自宅で祝うことになるかもしれない。優勝が懸かる試合となるアウェイでのSPAL戦の招集メンバーからは外れている。
8連覇となるリーグ優勝に“王手”をかけているユーベは現地時間13日に行われるセリエA第32節の試合でSPALと対戦。敵地で引き分け以上なら、2位ナポリの結果にかかわらず優勝決定となる。
だがマッシミリアーノ・アッレグリ監督がこの試合に向けて発表した招集メンバーにC・ロナウドは含まれず。今週行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのアヤックス戦に続き、来週にも2ndレグが予定される状況で、エースを温存することを決めた。
今季からユーベに加入し、イタリアで初めてプレーすることになったC・ロナウドにとっては、初のスクデット獲得のチャンス。だがその瞬間をチームメートたちとともにピッチ上で祝うことはできないかもしれない。
SPAL戦を欠場する主力選手はC・ロナウドだけではない。負傷や休養などのためDFジョルジョ・キエッリーニ、ダニエレ・ルガーニ、マルティン・カセレス、MFエムレ・ジャン、ブレーズ・マテュイディ、ミラレム・ピアニッチ、FWドグラス・コスタ、マリオ・マンジュキッチらもメンバー外となり、下部組織から5人の若手選手も招集されている。
C・ロナウドはこれまでマンチェスター・ユナイテッドでプレミアリーグ3回、レアル・マドリーでリーガエスパニョーラ2回のリーグ優勝を経験しており、そのうち4回はピッチ上で優勝決定を迎えた。唯一ピッチ外で優勝を決めたのは2007年、ユナイテッドの試合の翌日に試合をした2位チェルシーが引き分けて優勝が決定した時のみだ。
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