ミラン【写真:Getty Images】
ミランが再び、欧州サッカー連盟(UEFA)主催の大会(ヨーロッパリーグやチャンピオンズリーグなど)の出場禁止の危機に直面している。10日に英メディア『BBC』が報じた。
同メディアによると、ミランがFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)に違反した疑いがあるとして、UEFAが裁定委員会に調査結果を報告したとのこと。今回の調査対象は2016年から2018年までの期間。2021年6月30日までに損益分岐点の要件を満たさなかった場合、2022/23シーズンのUEFA主催大会から除外されることになる。
実は、ミランがUEFAから指摘を受けたのは2回目。昨年6月にも2015年から2017年の期間におけるFFP違反を通達され、UEFAから2018/19シーズンのヨーロッパリーグ(EL)禁止処分を受けている。しかし、ミランがスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴したことで決定が覆ることに。危機を脱し、なんとかEL参加を認められていた。果たして、今回も危機を逃れることになるのだろうか。それとも…。
【了】