サンフレッチェ広島【写真:Getty Images】
【サンフレッチェ広島 2-0 大邱FC ACL グループF第3節】
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループF第3節が10日に行われ、サンフレッチェ広島がMF西翼が所属する韓国の大邱FCと対戦し、2-0で勝利を収めた。
グループ3位の広島は右ウィングにDFエミル・サロモンソン、左にMF清水航平を起用。ボランチにはMF川辺駿を配置。ワントップにはFWドウグラス・ヴィエイラを起用した。大邱FCの西はインサイドハーフで先発した。
試合はいきなり広島が先制のチャンスを掴む。7分、ペナルティエリア内で浮き球を処理しようとしたDF野上結貴がMFパク・ハンビンに足を蹴られ、PKを獲得。これをドウグラス・ヴィエイラが決め、先制に成功した。
続く26分、広島が追加点を奪う。左サイドでDF佐々木翔が粘り、近くにいたMF渡大生がボールを拾うと、そのまま中央に切り込む。渡は右足を振り抜くと、ボールはファーポストに当たって、ゴールに吸い込まれた。
早くも2点のリードを奪った広島はボールを保持し、ボールを回す時間が続く。対する大邱FCはボールを回す広島から中々奪うことができない。試合は広島ペースで前半を折り返す。
後半も勢いに乗る広島は50分、右サイドを上がったサロモンソンのクロスにMF東俊希が合わせるも、上手く当てることができず。ゴール左に外れてしまった。得失点差もあるため、もう1点欲しい広島だったが、試合終了間際に退場者を出してしまう。44分、左サイドでハイボールに競った際、途中出場のFW皆川佑介の肘が相手に入ってしまい、イエローカード。この日2枚目のイエローカードを受けた皆川は退場処分となってしまった。
その後、一人多い大邱FCはパワープレーに出るも、得点を奪うことができず。広島が2-0で勝利した。勝利した広島は勝ち点を6に伸ばし、得失点差で上回る大邱FCに次いで暫定2位に浮上した。
【得点者】
10分 1-0 ドウグラス・ヴィエイラ(サンフレッチェ広島)
26分 2-0 渡大生(サンフレッチェ広島)
【了】