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「押し込むか流すか迷った」。PSGのシュポ=モティン、“世紀のミス”を反省

text by 編集部 photo by Getty Images

エリック・マキシム・シュポ=モティン
エリック・マキシム・シュポ=モティン【写真:Getty Images】

 現地時間7日に行われたフランス・リーグアン第31節の試合でパリ・サンジェルマン(PSG)とストラスブールが対戦し、2-2のドローに終わった。PSGのFWエリック・マキシム・シュポ=モティンは、“史上最悪”とも表現されるシュートミスについて試合後に振り返った。

 1-1の同点で迎えた28分、PSGはMFクリストファー・ヌクンクが右サイドから持ち込み、飛び出してきたGKの上を抜く浮き球をゴールマウスに向かわせた。守備の対応は間に合わず、そのままでもゴールに入ることは確実なボールだった。

 だが中央に走り込んでいたシュポ=モティンは、ちょうどゴールライン上に到達したボールに左足を出す。同選手が軽く触れたボールはゴールライン上を転がり、右ポストに当たったあとゴールライン手前でストップ。勝ち越しゴールを奪えなかったPSGは最終的にドローに終わり、今節での優勝決定を逃した。

 シュポ=モティンの致命的なミスはフランスや各国のメディアで大きな注目を集めた。「信じがたいミス」「サッカー史上最悪」などと盛んに揶揄されている。

 仏紙『レキップ』は試合後のシュポ=モティンのコメントを伝えている。「速い流れの中でのプレーだった。サッカーはこういうものだ」と同選手は述べつつ、「押し込むのかそのまま流すのか、オフサイドもあるので迷ってしまった。間違った決断を下した」とミスについて説明した。

 得点を阻まれる形となったヌクンクには謝罪したという。他のチームメートからこのプレーについて何も言われることはなく、ドレッシングルームでは「みんな勝てなかったことに落胆していた」とシュポ=モティンは話している。

【了】

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