ボルシア・メンヒェングラッドバッハのトルガン・アザール【写真:Getty Images】
ボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)に所属するベルギー代表MFトルガン・アザールは、来季ボルシア・ドルトムントへ移籍する可能性が高くなったとみられている。独誌『キッカー』が7日付で伝えた。
チェルシーのMFエデン・アザールの弟であるトルガンは、2014年にボルシアMGに加入。背番号10として活躍を続け、今季のブンデスリーガでも1試合の欠場を除く27試合に先発出場して9ゴール10アシストを記録している。
だが、ボルシアMGとの現在の契約は2020年夏で満了。今季が終了すれば残り1年となる。ボルシアMGとしては、早期に契約延長が実現しないのであれば今夏に他クラブからのオファーに応じる考えだとみられている。
以前にはアトレティコ・マドリーも有力な移籍先候補だと伝えられていたが、ドルトムントへの移籍が濃厚となりつつあるようだ。本人もすでに心を決め、口頭でドルトムント移籍に合意したとされている。
ドルトムントでは、アメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチの「完璧な代役」になり得ると予想されている。20歳のプリシッチは来季からのチェルシー加入が今年1月に発表された。
トルガンがドルトムントに移籍する場合、移籍金はボーナスなども含め4000万ユーロ(約50億円)前後となることが見込まれている。ボルシアMGにとっては、スイス代表MFグラニト・ジャカが2016年にアーセナルに移籍した際の4500万ユーロ(約56億円)に次ぐクラブ史上2位の移籍金となる。
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