シント=トロイデンの鎌田大地【写真:Getty Images】
現地時間6日に行われたベルギー1部リーグ、ヨーロッパリーグ(EL)プレーオフ第3節の試合でウェステルローとシント=トロイデン(STVV)が対戦し、2-2で引き分けた。STVVの2得点は日本代表MF鎌田大地が記録している。
鎌田は1点ビハインドで迎えた後半立ち上がりの48分に同点ゴールを記録。71分にも関根貴大のシュートがGKに阻まれたボールを押し込んで逆転ゴールを奪った。だがその6分後に追いつかれ、チームの勝利には繋がらなかった。
レギュラーシーズンで12ゴールを挙げていた鎌田は、これで今季リーグ戦合計14ゴール。現シャルルロワのMF森岡亮太が昨季記録していた13ゴールを上回り、ベルギーにおける日本人選手最多得点記録を更新した。
森岡は昨季前半戦にワースラント=ベフェレンで7得点。1月に移籍したアンデルレヒトではレギュラーシーズン3得点、プレーオフ3得点の合計13得点を記録していた。
日本人選手が欧州の主要な1部リーグで1シーズンに決めた得点数は、ハーフナー・マイクが2015/16シーズンにオランダのADOデン・ハーグで記録した16点が最多。STVVはELプレーオフをまだ7試合残しており、鎌田がこの数字を上回る可能性も十分にありそうだ。
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