パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第30節の試合が現地時間31日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)がトゥールーズにアウェイで1-0の勝利を収めた。フル出場したトゥールーズの日本代表DF昌子源に対し、フランス各メディアは及第点を下回る採点をつけている。
前半17分にはFWキリアン・ムバッペがスピードに乗ったドリブルで昌子を振り切ってシュートに持ち込む場面もあったが、GKがファインセーブ。だが74分には右サイドからのクロスをワントラップしたムバッペがシュートを放ち、正面に立っていた昌子の横を抜けたボールがゴール右隅に収まって決勝点となった。
フランス『maxifoot』は昌子のプレーに採点「4」をつけた。「前半にはムバッペの加速に翻弄され恐怖が感じられた。その後は何度か良い感覚のディフェンスで被害を食いとどめたが、先制点の場面ではルーズになりすぎてしまった」と評している。
『Homme du match』では「5.5」とそれほど低くはない評価。ムバッペにやられた場面には言及しつつも、エリック・マキシム・シュポ=モティンへの守備やロングボールへの対応などで「全体的には良かった」としている。
一方、『We Sport FR』ではチーム最低タイの「3」と低評価をつけた。試合前にはムバッペを止めることに意欲を見せていたが、「後ろへ走ることしかできなかった」と述べている。
今季27点目となる決勝点を挙げたムバッペは各メディアとも高評価。一方、好セーブでトゥールーズの得点を阻んだGKアルフォンス・アレオラにムバッペ以上の評価を与えているメディアもある。
【了】