フランクフルトのルカ・ヨビッチ【写真:Getty Images】
バルセロナなどからの関心が噂されているフランクフルトのセルビア代表FWルカ・ヨビッチだが、レアル・マドリーも同選手の獲得に向けた動きを見せているようだ。スペインテレビ『エル・チリンギート』が28日に伝えた。
フランクフルトで長谷部誠のチームメートでもあるヨビッチは、今季のフランクフルトで公式戦36試合に出場して22ゴールを挙げる活躍。バルサのほかアーセナルやマンチェスター・シティなどからの関心も噂されている。
バルサはフランクフルトが要求する移籍金6000万ユーロ(約75億円)を支払う意思があるとも報じられていた。だが宿敵マドリーが割って入り、ヨビッチとの争奪戦を制する可能性も出てきたかもしれない。
28日にはヨビッチの代理人であるファリ・ラマダニ氏がマドリードを訪れ、マドリーのゼネラルディレクターを務めるホセ・アンヘル・サンチェス氏と会っていたとのこと。両者の間では交渉が進展し、ヨビッチは「バルサよりマドリーに近い」状況になったとみられている。
ラマダニ氏はまた、ユベントスのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチの代理人でもある。マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は来季に向けてピアニッチの獲得も熱望していると報じられている。
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