バイエルン・ミュンヘン加入が決まったリュカ・エルナンデス【写真:Getty Images】
現地時間27日、バイエルン・ミュンヘンは7月1日からアトレティコ・マドリーに所属するフランス代表のDFリュカ・エルナンデスが加わる事を発表した。
バイエルンのハサン・サリハミジッチSD(スポーツディレクター)は「ワールドカップ優勝を経験し世界で最も優れたDFを獲得できたことをとても喜んでいる。リュカはセンターバックも左サイドバックもこなせる。チームを強くしてくれるだろう」と語った。
1996年にマルセイユで生まれたエルナンデスは2007年にアトレティコの下部組織に入団し、2014/15シーズンにトップチームデビューを果たす。アトレティコ一筋で2017/18シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)優勝にも貢献しているエルナンデスだが、メディカルチェックで膝に問題を抱えている事が判明し、手術をする必要があるようだ。
今回バイエルンはエルナンデスと2024年6月30日までの契約を結んだ。また移籍金は8000万ユーロ(約100億円)と発表された。なお、この数字は2017年にリヨンからブンデスリーガ史上最高の4150万ユーロ(当時・約50億円)でバイエルンに加入したコランタン・トリッソの金額を大きく更新する事になった。
大きな期待を背負ってバイエルンの一員となるエルナンデスは来季どのようなプレーを見せてくれるのだろうか。
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