ボビー・アデカニェ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する元U-18オランダ代表FWボビー・アデカニェがリバプールとの契約更新を拒否し、移籍を希望しているようだ。英メディア『ミラー』などが現地時間の27日に報じた。
ナイジェリア人のアデカニェは年代別のオランダ代表に選ばれていた。アヤックスの下部組織で育ち、12歳の時にバルセロナのカンテラに入団。だが、バルセロナが18歳未満の国際移籍の禁止でFIFA(国際サッカー連盟)から処分が下され、アデカニェはPSVのユースチームに期限付きという形で加入した。
その後、2015年にバルセロナからリバプールユースに加入。トップチームでのデビューはまだないが、リバプールのU-19、U-23チームで実践経験を積んでいる。
同メディアによると、アデカニェは昨夏にアメリカで行われたプレシーズンツアーのメンバーから外れたことに不満を抱いていたという。同選手は蘭メディアのインタビューで「プレシーズンマッチのことには失望した。僕が契約を更新したくないのはそのせいだ」と話した。
また、アデカニェにはラツィオやバルセロナが興味を示していて、同選手はそのことに関して「ラツィオが僕に興味を持ってくれている。だが、まだ100%決めたわけではない。また、バルセロナからの興味も聞いた。だが、ここで全てのクラブの名前をここで挙げるわけにはいかない。なぜなら、明日そのことで忙しくなってしまうからね」とどのクラブに行きたいかはまだ決断してはいないようだ。
まだ20歳だが、そろそろトップレベルでのプレーを経験しておきたいところだ。
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