ジョゼ・モウリーニョ氏【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドの前監督であるジョゼ・モウリーニョ氏は、来季から新たなクラブで現場に復帰することに意欲を見せている。英『beINスポーツ』が23日付で同氏へのインタビューを伝えた。
ユナイテッドを率いて3シーズン目を迎えていたモウリーニョ氏だが、成績不振のため昨年12月に解任。古巣レアル・マドリーへの復帰の可能性なども噂されたが実現せず、現時点ではフリーとなっている。
だが欧州の第一線で監督業を続けてきた同氏は、これ以上現場を離れ続けるつもりはないようだ。「頭の中にあるのは、夏には戻りたいということだ。6月から新たなクラブで新たなプレシーズンを迎えたい」と語った。
これまでにも「3つか4つのオファー」を受けたが、断りを入れたという。その理由として、「自分が何を望んでいるか分かっている。特定のクラブということではなく、仕事の性質や規模という意味だ」と述べ、希望に合致するオファーはなかったと説明している。
現在もただ休養しているのではなく、次の仕事に向けた準備期間だとモウリーニョ氏は主張。「次への準備をしている。毎日仕事をしていると自分のことを気にする時間がないが、今はもっとしっかり準備をして戻るための時間がある」と同氏は述べた。
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