ボリビア戦はメンバー大幅入れ替えか
中島翔哉、南野拓実、堂安律の3人に、2018年ロシアワールドカップ組の香川真司が初めて融合しながら、因縁のコロンビアに0-1の苦杯を喫した22日の日本代表。悔しい敗戦から一夜明け、気温が一気に下がった横浜市内で、彼らは26日の次戦・ボリビア戦に向けてトレーニングを開始。香川や乾貴士ら前日のスタメン以外が1時間程度の強度の高い練習を行って、コンディションとコンビネーションを確かめた。
堂安が左足甲を打撲してトレーニングを回避し、室屋成も左足の打撲で別メニューを強いられるなど、強豪との激闘によるスタメン組の消耗は激しかった。となれば、ボリビア戦はガラリとメンバーを入れ替えるだろう。森保一監督も「2試合でなるべく全員使いたい」と話していたため、攻撃陣の陣容も大幅に変化すると見られる。
1トップにコロンビア戦で後半34分から出場した鎌田大地が陣取るのか、約15分間最前線でプレーした南野が入るのかは定かではないが、2列目は宇佐美貴史、香川、乾のロシア組が右から並ぶ形が有力視される。
前日後半20分からピッチに立ち、共演経験の少ないリオデジャネイロ五輪世代との不慣れなコンビを強いられた香川にしてみれば、10年来の盟友である乾、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督に何度も組んでいる宇佐美とのプレーはやりやすいはず。ここでゴールに直結する仕事を見せられなければ、6月のコパアメリカ参戦が遠のくことも考えられる。次こそは、エースナンバー10をつける男のゴール前の凄みを遺憾なく披露してもらう必要がありそうだ。