イングランド代表のカラム・ハドソン=オドイ【写真:Getty Images】
現地時間22日に行われたEURO2020予選グループAの試合で、イングランド代表がチェコ代表に5-0の勝利を収めた。この試合ではチェルシーに所属する18歳のFWカラム・ハドソン=オドイも代表デビューを飾った。
ハドソン=オドイは今月、イングランドU-21代表への初招集を受けていたが、その後負傷者の穴埋めとしてA代表に追加招集。U-21代表を一気に飛び越えての“飛び級”でチェコ戦のベンチに入り、チームが4点をリードしたあと70分に交代で投入された。
ハドソン=オドイは18歳135日でのイングランド代表デビュー。『Opta』によれば、公式戦でイングランド代表デビューを飾った選手としては史上最年少記録となった。過去には1955年にダンカン・エドワーズがスコットランド戦でデビューした際の18歳183日が最年少だったが、ハドソン=オドイはそれより48日早いデビューだった。
公式戦ではない親善試合も含めると、FWセオ・ウォルコットが17歳75日で代表デビューしたのがイングランドの最年少記録。また、公式戦での最年少出場記録はFWウェイン・ルーニーがEURO2004予選に出場した際の17歳156日となっている。
プレミアリーグでまだ8試合の出場経験しかないにもかかわらず代表デビューを飾ったハドソン=オドイは、さっそく得点に絡むプレーも見せた。84分に放ったシュートはGKに阻まれたが、こぼれ球がチェコDFに当たったオウンゴールがイングランドの大勝を締めくくる5点目となった。
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