室屋成【写真:Getty Images】
日本代表は21日、翌日のキリンチャレンジカップ・コロンビア代表戦に向けて会場となる日産スタジアムで練習を行った。
練習後、室屋成は「ミーティングでも映像を見たんですけど、個人の能力が高い選手が多いので、まずはやっぱり1対1の部分で負けちゃいけないというのは感じました」とコロンビアの印象を語った。
コロンビアにはハメス・ロドリゲスやラダメル・ファルカオといった選手もメンバーに入っている。ワールドクラスの選手とのマッチアップも予想される中で室屋は「本当に自由にさせちゃいけないですし、スペースを与えたら危険な選手なので、できるだけタイトに、相手から自由を奪うようなプレーを90分間、集中切らさずやらないといけないと思います」と警戒している。
そんななか「海外のトップの国とやって1対1の守備だったり、個人的にはまだ体感したことがないので、それを体感しないといけないですし、慣れないといけないのは自分でもすごく思っているところなので、明日出られればそういうところを試せるのが楽しみです」と語っている。
今回の合宿には森保ジャパンで右サイドバックのレギュラーを務めていた酒井宏樹が招集されていない。「宏樹くんのことはよく聞かれるんですけど、個人的にはそこまで気にしてないというか、試合に出られたらいつもやってるプレーを代表でもしないといけないと思いますし、それができればいいプレーもできると思うので、いつも通り楽しんでプレーできればと思います」と普段通りのプレーを心掛けるようだ。
「監督が求めていることは短い期間でもトレーニングでやってますし、そこをやっていくプラスαで自分の特徴をゲームの中で理解してもらえるようにとにかく自分の良さ、特徴を出していく必要があるのかなと思います」と話す室屋は代表2連戦でアピールする事が出来るだろうか。
(取材:舩木渉、文・構成:編集部)
【了】