日本代表は20日、22日に行われるキリンチャレンジカップ2019のコロンビア代表戦に向けた練習を横浜市内で行なった。

　乾貴士は練習後「自分自身もアピールはしないといけないと思っているので、そういうところでみんなが1人ひとりの良さを出していければ良いんじゃないかと思います」とコロンビア戦に出るためにまずはチーム内での競争を勝ち抜くことの重要性を説いた。

　乾の得意とする2列目はロシアワールドカップ以降、スタメンの顔がガラリと変わった。「（南野）拓実、（堂安）律、（中島）翔哉というのはすごく日本の武器だと思うので、まあとにかくそこに割って入るためには試合でしっかりアピールしなきゃいけないですし、どんどん…共存というより1人ひとりが良さを出していけたら良いんじゃないかと思います」と個性を前面に押し出しながらもチーム全体で戦う意識を持っているようだ。

　一方で「やっぱり（香川）真司とかは、あとは宇佐美（貴史）とかは一緒にやりたいなって。あんまり一緒に出たことがないので、そうなるとやっぱり一緒にやってみたいなという思いはありますね」とこれまで代表で戦ってきた選手との共演を望んでいる。果たして激戦区の2列目でコロンビア戦の先発出場を勝ち取る選手は誰になるのだろうか。

（取材：舩木渉、文・構成：編集部）

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