アドリアン・ラビオ【写真:Getty Images】
フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表MFアドリアン・ラビオの母親が息子に対しての態度についてPSGを批判している。フランス『レキップ』などが現地時間の20日に報じた。
ラビオは冬の移籍市場を前にPSGを退団することを表明。スペインのバルセロナなどが獲得に興味を示していたが、移籍することはなく、クラブに残った。このことで、指揮官トーマス・トゥヘルはラビオをベンチ外にし、完全に蚊帳の外となってしまった。
出場機会を失っているラビオについて母親が同メディアのインタビューに応じ、「PSGは彼のボーナスといくらかの給与を取り上げた。でも誰も何も言わない。アドリアンはまるで囚人のように扱われている。この世界は酷い。サッカー選手はプレーするために存在する。本棚に並べられるような存在ではない」と話したという。
今季限りでPSGとの契約が切れるラビオだが、出場機会がない今の状態でフリーで獲得するクラブはあるのだろうか。
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