ジェノアとユベントス【写真:Getty Images】
【ジェノア 2-0 ユベントス セリエA第28節】
イタリア・セリエA第28節が現地時間の17日に行われ、首位ユベントスがアウェイで13位ジェノアと対戦し、0-2で敗戦。リーグ戦初黒星となった。
休養で前節に続いてポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは登録メンバー外で欠場。2トップにはFWマリオ・マンジュキッチとパウロ・ディバラが入った。
序盤はジェノアに危ないシーンを作られるユベントスだったが、徐々にリズムを掴む。22分、ペナルティエリア手前の中央でマンジュキッチのパスを受けたディバラが一人かわして右足でシュート。これは相手DFにブロックされ、こぼれたボールをGKに楽々キャッチされた。
すると29分、クロスボールに反応したジェノアFWクリスティアン・クアメがヘディング。このボールがDFジョアン・カンセロに当たり、主審がPKの判定を下す。だが、これにユベントス側が猛抗議。しばらくすると、主審がVARを確認しに行き、ジェノアのPKが覆され、ノーハンドとなった。ユベントスはVARに助けられた形だ。
55分、ユベントスが先制のチャンス。左サイドを突破したカンセロが深い位置からマイナスのクロス。これを後ろから走り込んできたディバラがダイレクトで突き刺した。ネットを揺らし、先制かと思われたが、カンセロがクロスを上げる前にタッチラインを割っていたと判定され、ノーゴールとなった。
チャンスを作っていたユベントスだったが、ジェノアに先制を許す。72分、途中出場のMFゴラン・パンデフがペナルティエリア手前の中央から、左にいたMFステファノ・ストゥラーロにパス。これを右足でファーサイドに蹴り込むと、ボールはゴールに吸い込まれた。これでユベントスが追いかける展開となった。
すると81分、ジェノアがカウンターからパンデフのゴールでリードを2点に広げた。これで終盤に2点ビハインドとなったユベントスだったが、最後まで得点を奪うことができず。0-2でセリエA初黒星となった。さらに、リーグ戦では初の無得点となってしまった。
【得点者】
72分 1-0 ステファノ・ストゥラーロ(ジェノア)
81分 2-0 ゴラン・パンデフ(ジェノア)
【了】