C・ロナウド【写真:Getty Images】
【ユベントス 3-0(3-2) アトレティコ CL決勝トーナメント1回戦2ndレグ】
現地時間12日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合が行われ、ユベントスはホームにアトレティコ・マドリーを迎えて対戦し3-0の勝利をおさめた。この試合でハットトリックを達成したユベントス所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが見せた挑発行為が問題となっている。アトレティコが欧州サッカー連盟(UEFA)に苦情申し立てを行う予定であると、15日に英紙『メトロ』が報じた。
1stレグでは0-2の敗戦を喫していたユベントス。試合開始して27分、フェデリコ・ベルナルデスキのクロスにC・ロナウドが頭で合わせて先制すると、続く49分にも再びC・ロナウドがヘディングシュートを決める。さらに86分、フェデリコ・ベルナルデスキがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得すると、このPKをC・ロナウドが決めてハットトリック達成。ユベントスが3-0の勝利をおさめ、2戦合計3-2のユベントスが逆転突破を果たしている。
大逆転突破の“ヒーロー”となったC・ロナウド。ただ、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督が1stレグで見せた股間を触る仕草のパフォーマンスを試合終了後にアトレティコファンの前で披露。この行為に、アトレティコが怒りを示しているようだ。
同紙によると、アトレティコがUEFAに苦情申し立てを行う予定だという。シメオネ監督は前述の行為で罰金処分を受けており、同様の処分をC・ロナウドにも科すよう求めているようだ。また、C・ロナウドはその挑発的なパフォーマンスだけでなく、アトレティコファンに向かって侮辱的な発言をしたとされる。場合によっては、出場停止処分も加わるかもしれない。
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