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ドイツ代表監督、引退通告の3人への「感謝は明らか」「難しい決断だった」

text by 編集部 photo by Getty Images

ヨアヒム・レーブ
ヨアヒム・レーブ監督【写真:Getty Images】

 ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督は15日、3月の代表戦に向けたメンバーを発表した。その中で、ベテラン3選手を今後招集しないという発表をしたことについて触れている。ドイツサッカー連盟公式サイトなどが、指揮官のコメントを伝えた。

 ドイツサッカー連盟は5日、若手中心のチームに切り替える方針を発表し、トーマス・ミュラー、マッツ・フンメルス、ジェローム・ボアテングの3人を今後招集しないと明言。この決定が監督から選手に伝える前に公となったことで、3人からは不満の声があがっている。

 これについてドイツ代表指揮官は、「彼らを追放したわけじゃない。彼らは何も悪いことはしていないんだ。」とコメント。「個人的に伝えることが何よりも大事だった」としつつ、「彼らへの感謝は明らかだ」と語り、「私にとっても、感情としては難しい決断だった」としている。

 その上でレーブ監督は、「私の仕事は決断すること」と強調。「私は若手に成長の機会を与えたい。だから彼らなしで戦うことを決めた。1年後どうなるかは分からないが、現時点で彼らを使う考えはない」と話した。

 昨年のロシアワールドカップでグループリーグ敗退という屈辱を味わったドイツ代表。レーブ監督の改革は良い方向に進むだろうか。

【了】

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