チェルシーのオリビエ・ジルー【写真:Getty Images】
ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合が現地時間14日に行われ、ディナモ・キエフとチェルシーが対戦。アウェイで5-0の勝利を収めたチェルシーが2試合合計8-0で決勝トーナメント進出を決めた。
チェルシー大勝の最大の立役者となったのはFWオリビエ・ジルーだった。前半5分に左足シュートで先制点を記録すると、33分にも右足で2点目。60分にはチームの4点目となるヘディング弾を叩き込み、左右の足と頭による“パーフェクト・ハットトリック”を達成した。
ジルーにとってはチェルシーで初となるハットトリック。今大会の得点数は9点に伸ばし、得点ランキング単独首位にも浮上している。
プレミアリーグでは出場機会が減少しており、今季出場した20試合のうち先発は6回しかない。得点は11月の第13節トッテナム戦で決めた1得点のみとなっている。
だが対照的にELでは爆発しており、11月以降の7試合で9ゴールを記録。英『BBC』によれば、チェルシーの選手が欧州の大会で1シーズンに記録した得点数としては2012/13シーズンのフェルナンド・トーレス(現サガン鳥栖)以来で最多となった。
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