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森保一監督、アジアカップでの課題をレベルアップに繋げる。「個と連携での打開」

text by 編集部

森保一
森保一【写真:舩木渉】

 日本サッカー協会(JFA)は14日、3月22日に行われるコロンビア代表と26日に行われるボリビア代表とのキリンチャレンジカップ2019に臨む日本代表メンバー23名を発表した。

 今年1月に行われたAFCアジアカップでは決勝でカタールに1-3で敗戦し、アジア制覇の夢が破れた。カタールに力負けした日本代表の森保一監督はアジアカップで露呈した課題を、今後の日本代表のレベルアップに繋げたい考えだ。

 会見で森保監督は「まずはまた新しいメンバーがこのキリンチャレンジカップには加わってくるので、基本的なベースの部分はもう1回抑えなければいけないと思っています。全体的にチームの戦い方を理解してもらえるようにということをまずやらなければいけないと考えています」と話し、初招集の選手が多い中で、選手たちの戦術理解度を高めたいようだ。

 また、森保監督は「アジアカップで出た成果と課題の部分で、課題を踏まえて、またチームのレベルアップにつなげていきたいと思います。まず個の部分で局面を突破すること、連携・連動で局面を突破すること、両方上げていかなければいけないと思います」と個の力と連携を課題に挙げた。

 さらに、攻撃面と守備面についても「守備から攻撃になった時に、プレッシャーをかけられても攻撃ができるようにというのをやっていかないとけない。カウンターの形を作ることはできていたと思いますが、最後のシュートで終わる、得点を上げるところでクオリティーを上げていかなければいけないと思いましたので、そういうところを伝えていかなければいけないと思っています。守備でも個の部分で勝っていくことは必要だと思っています」と森保監督は話した。

(取材:舩木渉、文・構成:編集部)

【了】

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