昌子源【写真:Getty Images】
現地時間10日に行われたフランス・リーグアン第28節の試合でトゥールーズとギャンガンが対戦し、ホームのトゥールーズが1-0で勝利を収めた。フル出場で勝利に貢献したDF昌子源の試合後のインタビューの様子をクラブ公式サイトが伝えている。
昌子は冬の加入からリーグ戦8試合連続の先発フル出場。前半20分にはFWヤヤ・サノゴによる決勝ゴールの起点にもなった。その後、前半終了間際に退場者を出したギャンガンに対してトゥールーズは優位に立ちながらも追加点を奪えなかったが、そのまま1-0で試合を終えた。
トゥールーズの勝利は昌子がデビューしたニーム戦以来7試合ぶり。リヨンに1-5の大敗を喫した前節の汚名を返上することに成功した形となった。
「相手が1枚少なくなって、欲を言えばもう少し点が欲しかったかな」と昌子。それでも「(ギャンガンは)僕らより順位が下のチームなので、チームの状況も考えたら絶対に勝たないといけないと考えていた。試合の入りから良い試合ができたんじゃないかと思います」と久々の白星の価値を強調した。
数的優位に立ったことで精神的な難しさもあったが、「最後まで集中を切らすことなくできた」と自身を含めた守備陣のパフォーマンスに満足する様子。「前節大敗を喫してチームの雰囲気も重かったですけど、全員が良い意味で切り替えができた結果じゃないかと思います」と勝利を喜んでいる。
トゥールーズの順位は15位で変わらないが、降格圏から遠ざかることに成功。次節は15日にアウェイでニースと対戦する。
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