リバプールのフィルジル・ファン・ダイク【写真:Getty Images】
リバプールは、同クラブに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクに対し、エースFWモハメド・サラーと並んでチーム最高額となる報酬での新契約を提示するとみられている。英紙『ミラー』が9日付で伝えた。
ファン・ダイクは2018年1月に、DFの選手としてはサッカー界史上最高額である移籍金7500万ポンド(約109億円)でサウサンプトンから加入。その期待に違わぬ活躍をみせており、リバプールのプレミアリーグ首位争いをけん引する今季はリーグ年間最優秀選手に推す声も強い。
そのファン・ダイクには、スペインの2大クラブであるレアル・マドリーとバルセロナも関心を示しているとみられる。マドリーは会長との関係悪化が噂されるセルヒオ・ラモスの後継者としてファン・ダイクに目をつけており、バルサも新たなCBを探しているという。
引き抜きを阻止するため、リバプールはファン・ダイクに新たな契約を提示する考えだと英紙は伝えた。その報酬額は週給20万ポンド(約2890万円)、年俸に換算して約15億円となることが想定されている。
現在の契約ではファン・ダイクの報酬は週給約12万5000ポンド(約1800万円)。これでもすでにサラーに次ぐチーム内2位の高給取りだが、新たな契約を交わしたとすればサラーと同額となる見通しだ。
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