北海道コンサドーレ札幌【写真:Getty Images for DAZN】
9日に行われた明治安田生命J1リーグ第3節の試合で北海道コンサドーレ札幌と清水エスパルスが対戦し、札幌が5-2の勝利を収めた。この試合で4ゴールを挙げる活躍をみせた札幌のFWアンデルソン・ロペスに起きたアクシデントが海外メディアでも伝えられている。
A・ロペスは前半終了間際にPKで2-1の勝ち越しゴールを記録。後半にはさらに3点を叩き出し、大勝の立役者となった。だが49分に自身2点目のゴールを決めた直後に予想外の事態が起こった。
得点を喜ぶA・ロペスはゴール裏へ向けて走り、フェンスを飛び越えてサポーターのもとへ向かおうとした。だがフェンスの向こう側はピッチレベルよりも低くなっており、それを予期していなかった様子のA・ロペスは地面へ転落。倒れ込んだところにスタッフが集まって様子を確認したが、幸い大事には至らず、立ち上がってプレーを再開することができた。
この珍事は各国メディアでも動画とともに伝えられている。スペイン紙『マルカ』は「ゴールを祝って病院送りになるところだった。4ゴールを挙げたロペスの素晴らしい1日は悲劇に変わる可能性もあった」と動画に説明を添えた。
英『BBC』も「思っていたより高かった!」とA・ロペスの動画を紹介。イタリア『スカイ』も「危険な歓喜」とアクシデントについて伝えつつ、スイスのFCチューリッヒの選手がヨーロッパリーグの試合で同様の“転落”を経験したことにも触れている。
試合を終えたA・ロペスに、特に負傷などはなかったようだ。クラブ公式ツイッターで10日に投稿された動画の中で、同選手は「キノウハ、チョットイタイネ。イマ、ダイジョウブ」と日本語でコメントしている。
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