中島翔哉【写真提供:コネクト株式会社】
日本代表FW中島翔哉が所属するカタールのアル・ドゥハイルは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の初戦でイランのエステグラルに3-0の快勝を収めた。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトではこの試合のアル・ドゥハイルの戦いについて分析を行っている。
現地時間5日に行われたグループリーグC組第1節の試合に中島は先発で出場し、86分に交代するまでプレー。73分にはスルーパスでチームの2点目のゴールをアシストするなど白星発進に貢献した。
中島はユセフ・エル・アラビ、エジミウソンとともに3トップの一角として左サイドで出場していた。だがサイドアタックを担うのは両ウイングバックであり、中島を含めた前線の選手たちには「別の役割があった」とAFCは述べている。
中島にとっては中盤に下がってプレーすることがその役割。「日本代表はあらゆる攻撃の動きの中心にいた。深い位置からドリブルをしてパスを通し、ディフェンスをこじ開けていた。名目上はサイドのFWとしての先発だが、ヒートマップも示すように、中島はチームの主要なプレーメーカーだった」とその存在感の大きさを強調した。
中島の活躍もあり好発進を切ったアル・ドゥハイルは、12日に行われる次節の試合ではアウェイでサウジアラビアのアル・ヒラルと対戦。同じグループにはDF塩谷司の所属するUAEのアル・アインも入っている。
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