鹿島アントラーズの安西幸輝【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第3節の試合が9日に各地で行われた。16時キックオフの試合では鹿島アントラーズと湘南ベルマーレ、セレッソ大阪とサンフレッチェ広島がそれぞれ対戦した。
ここまで1分け1敗とリーグ戦未勝利ながらも、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では白星発進を切った鹿島。0-0で迎えた45分には湘南の岡本拓也が2枚目のイエローカードを受けて退場となり、ホームの鹿島が数的優位に立つ。
58分にはレオ・シルバからのクロスを逆サイドで受けた安西幸輝が巧みな切り返しで守備陣をかわして右足でシュートを蹴り込み、鹿島が先制。これが決勝点となり鹿島が1-0で勝利を収めた。
C大阪対広島戦は前半19分、守備陣の連携ミスを突いたサロモンソンのゴールで広島が先制。バックパスを奪ってボールをキープし、混戦の中から右足で押し込んだ。今季新加入のサロモンソンは開幕戦でのゴールに続いて2点目。
後半は追うC大阪が攻勢に立ち、丸橋祐介のFKがクロスバーを叩くなどのチャンスもあったが得点ならず。1-0で逃げ切った広島が今季初勝利を挙げた。
9日に行われたその他の試合では北海道コンサドーレ札幌、浦和レッズ、大分トリニータ、名古屋グランパスもそれぞれ勝利を収めている。残りの3試合は10日に開催。ここまでに行われた第3節の試合の結果は以下のとおり。
札幌 5-2 清水
松本 0-1 浦和
磐田 1-2 大分
G大阪 2-3 名古屋
鹿島 1-0 湘南
C大阪 0-1 広島
【了】