浦和レッズの興梠慎三【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第3節の試合が9日に各地で行われている。14時キックオフの試合では松本山雅FCと浦和レッズ、北海道コンサドーレ札幌と清水エスパルスがそれぞれ対戦した。
富士ゼロックス・スーパーカップとリーグ前節までの3試合を無得点で終えたあと、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のブリーラム・ユナイテッド戦でようやく今季初得点を含む3点を挙げて快勝していた浦和。松本山雅からもなかなかゴールを奪えず、前半をスコアレスで折り返す。
だが71分、長澤和輝の右からのクロスがDFの手に当たってPKを獲得。これをエース興梠慎三が確実に成功させ、チームの今季リーグ戦初得点を記録した。これが決勝点となり、浦和が今季リーグ初勝利を挙げている。
札幌ドームに清水を迎えた札幌は前半19分、ドリブルでエリア内へ侵入した鈴木武蔵が左足シュートを決め先制。だが36分にはCKに合わせた松原后のヘディング弾で清水が同点とした。
前半アディショナルタイムには鈴木が倒されて獲得したPKをアンデルソン・ロペスが決め、札幌が2-1のリードで折り返す。A・ロペスは後半立ち上がりの49分にもこぼれ球を押し込んでリードを広げた。
さらに65分、ドリブルで持ち込んだA・ロペスがゴール左下へのシュートを決めてハットトリックを達成。69分にもチャナティップからのパスを受けたA・ロペスがこの日4点目となるゴールを挙げ、札幌が5-1の大量リードを奪う。
清水は前節交代出場でデビューを飾って初ゴールを決めていた滝裕太が再び交代出場から2試合連続ゴールを記録。だが札幌が5-2のスコアで試合を終えた。
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