北海道コンサドーレ札幌【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第3節の試合が9日に行われ、札幌ドームでは北海道コンサドーレ札幌と清水エスパルスが対戦している。
札幌は前半19分にFW鈴木武蔵のゴールで先制。36分にはCKに合わせたDF松原后のヘッドで清水が追いついたが、前半終了間際にはFWアンデルソン・ロペスがPKを決め、札幌が2-1のリードで折り返した。
後半立ち上がりの49分にはA・ロペスが自身2点目のゴールを記録。喜びを表すためゴール裏に向かって走った同選手は、広告板と低いフェンスを飛び越えてサポーターのもとへ向かおうとした。
だがフェンスの奥はピッチレベルより一段低くなっており、A・ロペスはそれに気づかずにジャンプしてしまったようだ。約2mあまりとみられる高さから着地した同選手は地面に倒れ込み、スタッフらが集まって騒然とした雰囲気となった。
幸い大事には至らず、立ち上がったA・ロペスはピッチに戻ってプレーを再開。65分にもゴールを決めてハットトリックを達成した。
A・ロペスは今季から札幌に加入し、開幕から2試合はアウェイゲームだったため札幌ドームでは初の試合。サンフレッチェ広島に所属していた2017年に札幌ドームでの試合に出場したことはあったが、ゴールは決めていなかった。
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