マウリツィオ・サッリ監督【写真:Getty Images】
チェルシーは8日、補強禁止処分を科したFIFAの決定に抗議する声明を出した。
FIFAは先月、18歳未満の外国人選手の移籍に違反があったとして、2度の移籍市場における選手登録の禁止を決定した。これを受けて、チェルシーは今月5日、控訴したことを発表している。
しかし、FIFAは控訴期間中もチェルシーに対する処分は凍結しないと決定。これについてチェルシーは「驚いている」と声明を出した。
チェルシーは「控訴手続きの間も制裁が凍結しないというFIFAの決定に驚いている。クラブは規則に従って行動し、規律委員会の決定に異議を申し立てることをFIFAに通知していた」と述べ、「クラブが把握している限り、FIFAが補強禁止を科した他のケースにおいて、控訴手続きが完了するまで制裁は凍結されていた」とし、「その点で一貫性のない扱いを受けていると考えている」と記している。
チェルシーは今後、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への上訴も検討していくとのことだ。
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