PSGは判定に不満だったが…【写真:Getty Images】
欧州サッカー連盟(UEFA)は8日、マンチェスター・ユナイテッドの劇的勝利につながったVAR判定について説明した。
ユナイテッドは6日、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでパリ・サンジェルマンと対戦。トータルスコア2-3で迎えた後半アディショナルタイムにPKを決め、アウェイゴール差で逆転勝利を収めている。
PKのシーンは、VARによるジャッジだった。ディオゴ・ダロのミドルシュートがプレスネル・キンペンベの手に当たった際、主審はプレーを止めなかったが第4審判から報告を受けてVARでの確認が入り、ユナイテッドのPKとなっている。
逆転負けを喫したパリ・サンジェルマン側からは、意図的なハンドではなかったと、判定に対する不満の声が噴出しているが、UEFAは妥当なジャッジという見解だ。
UEFAは公式サイトで、「オンフィールド・レビューの結果、主審はDFの腕が体から十分に離れており、当たることは想定外のことではないと判断した」と記した。
確かにキンペンベの腕は体から少し離れていたが、勝利が目前だったパリ・サンジェルマンとしては簡単には受け入れられないかもしれない。
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