【PSG 1-3（3-3） マンU CL決勝トーナメント1回戦2ndレグ】
　
　現地時間6日にチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッドはパリ・サンジェルマン（PSG）のホームに乗り込んで対戦し3-1の勝利をおさめた。この試合でも得点したユナイテッドは、62年前に樹立したクラブ記録に並ぶ「アウェイにおいて、公式戦21試合連続のゴール」を記録したことになる。

　試合開始して2分、相手のバックパスのミスを逃さなかったルカクがボールを奪い、PSGのGKジャンルイジ・ブッフォンを交わして先制点を決めた。しかし12分、フアン・ベルナトに同点ゴールを決められてしまう。それでも30分、マーカス・ラッシュフォードが放ったシュートはGKブッフォンに弾かれるが、こぼれ球につめたルカクが再び勝ち越しゴール。

　後半アディショナルタイムには、ユナイテッドのディオゴ・ダロットが放ったシュートをPSGのプレスネル・キンペンベがブロック。この時、キンペンベがペナルティーエリア内でハンドを犯していたと、VAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）を通じて主審が判断し、ユナイテッドにPKのチャンスが与えられる。ラッシュフォードがPKを決めて3-1。2戦合計3-3となったが、アウェイゴール差でユナイテッドがベスト8進出を決めている。

　サッカーのデータ分析などを手がける『Opta』によれば、1956年11月から1957年9月の間に樹立したクラブ記録に並ぶ「アウェイにおいて、公式戦21試合連続のゴール」を記録したとのこと。最後にアウェイで無得点だったのは、2018年5月に行われたFA杯決勝のチェルシー戦（0-1）。現地時間10日にアウェイで行われるプレミアリーグ第30節のアーセナル戦でもゴールを決めれば、62年前の記録を塗り替えてクラブ記録を更新することに。

【了】