イングランド・プレミアリーグのアーセナルがドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトに期限付き移籍中のセルビア代表FWルカ・ヨビッチ獲得に乗り出すようだ。英メディア『サン』などが現地時間の5日に報じた。

　ヨビッチは昨年夏にベンフィカからの期限付き移籍でフランクフルトに加入。今季限りで期限付き移籍期間が終了となる。だが、フランクフルトが買い取りオプションを行使する見込みで、夏には完全移籍に移行する見通しであるとも伝えられてる。

　そんなヨビッチにはバルセロナやレアル・マドリーも獲得に興味を示していて、バルセロナが同選手と個人合意に達したと海外メディアが報じていた。

　一方、アーセナルは得点力アップに向けて、FWアレクサンドル・ラカゼットとピエール＝エメリク・オーバメヤンのライバルとして、ブンデスリーガで得点ランクトップタイに立っているヨビッチを獲得したいと考えているようだ。

　同メディアによると、ヨビッチ獲得には5200万ポンド（約76億円）が必要になると報じられている。だが、アーセナルの来夏の補強資金はわずか4500万ポンド（約66億円）と言われていて、ヨビッチの移籍金に届かない。アーセナルは資金捻出のため、選手の放出を考えているかもしれない。

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