岩下敬輔【写真:Getty Images】
J2のアビスパ福岡に所属するDF岩下敬輔がJ1のサガン鳥栖に期限付き移籍することが両クラブ公式サイトで5日に発表された。
岩下は2005年に鹿児島実業高等学校から清水エスパルスに入団。当時の長谷川健太監督に足元の技術と高さを買われ、ボランチとしてプロデビュー。その後はセンターバックだけでなく、サイドバックでもプレーした。2012年にガンバ大阪に期限付き移籍すると、翌年に完全移籍した。2014年シーズンはレギュラーとして活躍したものの、右膝の怪我などもあり出場機会が減っていく。そして、2017年にアビスパ福岡に移籍した。
岩下は福岡のクラブ公式サイトで「色んな思いはありますが、今自分がやるべきことは次のクラブでしっかり結果を残し、新天地で頑張ること、それが皆さんへの恩返しにつながると思って、さらに気を引き締め、新たな一歩をスタートさせたいと思っています」とコメントした。
元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスと今季から加入したバルセロナの下部組織出身MFイサック・クエンカ要する鳥栖は今季開幕から2連敗。2試合で5失点とDFに不安が残る。岩下の加入でDF陣の強化に繋げたい。
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