ユベントスのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
現地時間3日にイタリア・セリエA第26節の試合が行われ、2位のナポリと首位のユベントスが対戦。アウェイのユーベが2-1で勝利を収める結果に終わった。
前半25分にはナポリのGKアレックス・メレトがペナルティーエリア手前でFWクリスティアーノ・ロナウドを倒したとして一発レッドカードの判定。このプレーで得たFKをMFミラレム・ピアニッチが決めてユーベが先制点を奪った。
だがナポリのカルロ・アンチェロッティ監督は、試合後にこの判定に異論を唱えている。「疑わしいケースだった。ロナウドとの接触はなかったし、ファウルをする意図もなかった」とイタリア『スカイ・スポーツ』に語った。
「ボールの位置を十分に考える必要があるし、アランがボールを拾おうとしていた。コーナーに向かっていたボールにロナウドが再び追いついたとは限らない」とアンチェロッティ監督。ファウルがなかった場合に確実にゴールが決まったとは限らない状況だとして、一発レッドカードの判定には疑問を呈している。
セリエAではVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入されているが、この場面では用いられなかった。「VARがあるのだから見に行けばいい」とアンチェロッティ監督はその運用に対しても不満を口にした。
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