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原口元気、残留争う相手に5失点大敗。「何も表現できずに終わってしまう」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ハノーファーの原口元気【写真:Getty Images】

【シュトゥットガルト 5-1 ハノーファー ブンデスリーガ第24節】
 
 ドイツ・ブンデスリーガ第24節が現地時間の3日に行われ、日本代表MF原口元気とFW浅野拓磨の所属する17位ハノーファーが16位シュトゥットガルトと対戦し、1-5で大敗を喫した。

 試合後、原口は「あの失点によって自分たちが一週間準備してきたものが、正直無駄になるというか…」と開始4分の失点を悔やんだ。続けて「ちゃんとチームでやってきた中で、個人的なミスであったり、まあセットプレーでマーク外したりとか、それをやられてしまうと僕らとしてはどうにもこうにもいかないので。人に責任押し付けるのはどうかと思うけど、まあ正直ほんとに3分でやられてしまうと、何も表現できずに終わってしまうなっていうのは…」と試合を振り返った。

 チームが0-3とリードされた68分には一矢を報いるアシストを記録した。「ああいうシーンに限らず、どうしてもこういう状況でプレッシャーがかかる試合で、みんながやっぱりボールを受けるのを少し怖がってるような感じはする」と話す原口は「そこをちょっと頑張ってかわしてあげるとか、受けに行ってあげるとか、前のポジションでもう少し後半のように自由をもらえるんだとしたら、ポジションで助けて行きたいなと思う」とチームリーダーとしての自覚も覗かせた。

 勝てば順位が入れ替わったこともあり相当の意気込みで臨んだ試合に負けはしたもの原口は「何か1つきっかけになる勝利であったりによって、自分たちのポテンシャルが、今は怖がって自信がない部分がひっくり返ることが十分にあり得ると思うし。それをする手助けを勇気を持ってやりたい。そういうプレーをしたい」とポジティブに捉えている。

「まあ普段はね、あんまり、切り替え早いなって思うくらいなんだけど、状況が状況だけに落ち込んでいる選手が多いなと思う。なんか怖がって自信がないなという選手がやっぱり多いんで。だとしたらチームが自信が出るプレーをするとか、行動の方がやっぱり大事かな」と語る原口は残り10試合、残留を目指して戦う。

(取材:本田千尋【シュトゥットガルト】、文・構成:編集部)

【了】

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