アウクスブルクのチ・ドンウォン【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第24節の試合が現地時間1日に行われ、アウクスブルクが首位ボルシア・ドルトムントに2-1の勝利を収めた。2ゴールを挙げた韓国代表FWチ・ドンウォンの活躍について、韓国メディアも大きく報じている。
前半24分には右からのクロスを足元に収めたチ・ドンウォンが押し込んでアウクスブルクが先制。67分にはドリブルで持ち込み、ボールを浮かせる巧みなシュートでGKの頭上を抜いて追加点を奪った。ドルトムントは1点を返したが及ばず、首位陥落の危機に立たされる状況となった。
チ・ドンウォンは第22節のバイエルン戦でも1ゴールを挙げていた。古巣ドルトムントからもゴールを奪ったことで、「“強豪キラー”であることを証明した」と韓国『中央日報』は伝えている。
第23節のフライブルク戦でも1アシストを記録していたチ・ドンウォンは3試合連続で得点に関与。1試合2得点は2012/13シーズンのフランクフルト戦で記録して以来約6年ぶりとなった。
『朝鮮日報』は、チ・ドンウォンが第2の“ドルトムントキラー”になったと伝えた。先日のチャンピオンズリーグの試合も含め、ドルトムント戦で11試合9ゴールを挙げているトッテナムのFWソン・フンミンと同じく、チ・ドンウォンもドルトムント戦を得意としているようだ。
チ・ドンウォンはドルトムントと8回対戦し、出場時間460分で4ゴールを記録。自身のブンデスリーガ通算13得点のうち4点がドルトムントからのゴールとなった。ソン・フンミンと合わせて19試合13得点という数字について、「ミツバチ軍団ドルトムントがブルブル震える数値」と韓国紙は述べている。
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