スペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長【写真:Getty Images】
スペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス会長は、リーガエスパニョーラにおいて来季から月曜日の試合開催を廃止することを発表した。
サッカーのリーグ戦は基本的には週末の土曜日・日曜日を中心に開催されるが、現在のリーガでは金曜日と月曜日にも毎節それぞれ1~2試合程度を開催。だが、テレビ放送などの都合を優先する一方でサポーターの観戦が困難となる月曜日の開催に対しては批判の声も強く、抗議活動も起こっていた。
ルビアレス会長は1日にこの問題についてツイッターの公式アカウントでメッセージを投稿。月曜日の試合開催を廃止し、金曜日の扱いについては今後検討を進めることを明らかにした。
「月曜日のサッカーはなくなる。来季からリーガの試合は土曜日と日曜日に行われる。金曜日がどうなるかは、全員にとって良い形での合意に達するかどうか見てみよう。ビジネスは重要だが、サポーターはそれ以上に重要だ」と会長はツイートしている。
同様の動きはドイツのブンデスリーガでも起こっている。月曜日の試合開催について激しい抗議活動が行われていたドイツでは、2021/22シーズンからリーグ戦の月曜日開催を廃止することが昨年11月に発表された。
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