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「中島翔哉とベナティアは素晴らしい補強」。ACL開幕に向け同僚DFが期待

text by 編集部 photo by Getty Images

中島翔哉
中島翔哉【写真:Getty Images】

 今年1月にカタールのアル・ドゥハイルに加入した日本代表MF中島翔哉は、来週からグループステージが開幕するAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場が見込まれる。チームメートのカタール代表DFバサム・アル・ラウィは、アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトによるインタビューで中島への期待を口にしている。

 ポルトガル1部のポルティモネンセで活躍をみせていた中島はAFCアジアカップ2019への出場を負傷で逃したあと、アル・ドゥハイルへの移籍が決定。これまで3試合に出場しており、現地時間2月28日に行われたアル・アハリ戦では移籍後初ゴールも記録した。

 昨季のカタール王者であるアル・ドゥハイルは今季ACLにも出場し、5日に行われるグループステージ初戦でイランのエステグラルと対戦する。同じグループには日本代表DF塩谷司が所属するUAEのアル・アインも入っており、中島との対戦が期待される。

 昨季ACLではグループステージを全勝で突破するなど大会タイ記録の9連勝を挙げたアル・ドゥハイルだが、今季のチームはさらに力をつけたとアル・ラウィは主張している。「何人かの選手が入れ替わって、今のチームは以前より完成度が高く、より強くなった」と同選手は述べた。

 具体的には、ユベントスから加入したモロッコ代表DFメディ・ベナティアと中島の2人がチーム力を引き上げたと21歳のDFは語る。「中島とベナティアはアジアでも世界でも知られていて、僕らのチームにとって大きな補強だ。今季のアジアの旅で大きな助けになってくれるのは間違いない」

 アル・ラウィ自身や、アジアカップ得点王に輝いたFWアルモエズ・アリなども含め、カタール代表でアジア制覇を成し遂げた選手たちも自信を強めていることだろう。昨季は準々決勝敗退に終わったがアル・ドゥハイルだが、今季ACLではどこまで勝ち進むことができるだろうか。

【了】

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