アブ・ディアビ【写真:Getty Images】
32歳の元フランス代表MFアブ・ディアビが現役引退を表明した。25日に仏紙『レキップ』が報じている。
フランスのAJオセールの下部組織で育ち2004年にトップチームに昇格。2006年1月にはアーセナルへ移籍し2015年までの9年間チームに所属した。2015年夏にマルセイユへ移っているが、2017年7月にチームを退団して以降は無所属の状態が続いていた。
アーセナル在籍時から負傷離脱が多く、キャリアを通して怪我に悩まされている選手だった。フランス代表としては2007年3月のリトアニア戦で代表デビューを果たし、2010年ワールドカップでもプレーしている。通算16試合に出場し1得点を記録していた。
ディアビは「その時が来たと思う」とし、「何年もの間、復帰するのが難しかった。多くのフォジカル的な問題を抱えていたんだ。正しい問いかけをしなければならなくなった。体がついてこなくなったので、やめることを決めたよ」と語り、現役引退を表明している。
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