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J2初昇格の鹿児島が徳島下して初白星。後半だけで7ゴールの乱戦制す

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

Jリーグ2019
鹿児島ユナイテッドFCがJ2初勝利【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J2リーグ第1節の試合が24日に行われ、鹿児島ユナイテッドFCと徳島ヴォルティスが対戦。4-3の乱戦を制した鹿児島がJ2でのクラブ史上初勝利を挙げた。

 鹿児島は昨季のJ3を2位で終え、初のJ2昇格を果たした。開幕戦では昨季11位の徳島をホームに迎え、7483人の観客が見守る中、他会場より早く13時からキックオフされた開幕カードを戦った。

 雨天の中行われた試合は前半をスコアレスで折り返したが、51分に鹿児島が先制。松本山雅FCからの期限付き移籍で加入したルーキーFW韓勇太が自身のプロ初得点かつチームのJ2初得点となる記念ゴールを挙げた。

 さらに65分、ゴール前にこぼれたボールを中原秀人が押し込んで鹿児島が追加点。大きく勝利を引き寄せたかに見えたが、試合はそこからさらに派手な展開を見せた。

 78分にはヨルディ・バイスが回転をかけた巧みなミドルを決めて徳島が反撃開始。そのわずか2分後にも岸本武流が決め、あっという間に2-2の同点に追いついた。

 鹿児島も83分に藤澤典隆が決めてリードを奪い返したが、2分後には徳島の清武功暉のゴールで3-3。7分間で4ゴールが決まる怒涛の展開のあと、最後は90分に中原秀人が自身2点目のゴールを挙げ、後半だけで7得点という乱戦は鹿児島に軍配が上がった。

【了】

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