大分トリニータの藤本憲明【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第1節の試合が23日に各地で開催されている。鹿島アントラーズ対大分トリニータ、ジュビロ磐田対松本山雅FC、ガンバ大阪対横浜F・マリノスの3試合は15時キックオフで行われた。
昨季アジア王者の鹿島は昇格組の大分をホームに迎えたが、18分には大分がアウェイで先制。クリアボールを鹿島陣内で拾ったところから細かくパスを繋ぎ、最後は藤本憲明が左足で豪快に蹴り込んだ。
48分には鹿島に新加入の伊藤翔がAFCチャンピオンズリーグ・プレーオフに続いて2試合連続となるゴールを決めて同点。だが69分にはカウンターから藤本が自身2点目のゴールを奪い、大分がJ1復帰初戦でアジア王者を破る金星を挙げた。
磐田対松本戦は前半8分、岩上祐三が低いボールで壁の横を抜く巧みな直接FKを決めて昇格組の松本が先制点を奪う。磐田も71分、交代出場の川又堅碁が左からのクロスに合わせて強烈なヘディングを叩き込み、1-1のドローで試合を終えた。
G大阪対横浜FM戦はキックオフ直後から大きく動いた。開始わずか1分、相手のミスでボールを奪ったG大阪はファン・ウイジョが角度のない位置からシュートを放ち、ポストに当たったボールを小野瀬康介が蹴り込んで先制。だが横浜FMもそのわずか2分後、ゴール前でのこぼれ球を仲川輝人が押し込んで1-1とした。
34分にはクリアボールをエリア手前で拾った新加入の三好康児が左足で強烈なシュートを突き刺して横浜FMが逆転。38分にも新戦力のエジガル・ジュニオがJリーグ初ゴールを決め、前半を3-1のリードで折り返しす。G大阪は88分に藤春廣輝のゴールで1点差としたが、横浜FMが3-2で白星スタートを切った。
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